去る7月10日、こんなイベントにいってきました☆

  演出・やらせ・真実をめぐって?デジタル時代の映像社会学ガイド?
映像が氾濫する時代にあって、映像を通して「事実を伝える」とは?
「事実」を積み重ねていけば「真実」に辿り着けるのか?
「演出」と「やらせ」の境界線はどこにあるのか?
是枝裕和氏と神保哲生氏の作品を見ながら、映像の持つ様々な意味を考えます。

こんな感じの・・・・おかたそうな・・・めんどくさそうな・・・・
かといって、私の専攻科目なので、うふ 見に行かなきゃって。

実はパネラーのお二人とも 私の大学の先生で
是枝監督に「ドキュメンタリーとは何か」というディスカッションのクラスを
神保先生にカメラ実技のクラスをうけもってもらったことがあります。なんて贅沢な面々??♪

でもまあ、2年前、南米に行く前だったので、久々に見に行くか って軽いノリでいきました。
内容は、各人が自分の作品を流しながら、どんな苦労があったか、どういう技法を使っているか、
今後のテレビはどうなっていくか、etc,.半分講演、半分対談 という構成でした。
講演会のビデオを撮影しているのも元クラスメート、
講演会を聞きに来ている人もクラスメート or 知り合い 多し。というなんだか内輪な講演会。

私は2年前にお二人から授業を受けつつ、「映像」としてアウトプットされてくるものの真反対さにジレンマ
ジレンマジレンマな日々だったことを思い出しつつ・・・
(是枝監督・・・叙情的というか、詩的な映像が多いと思う。光で語るというか
神保先生・・・日本初のVideo Journalistということもあり、非常に論理的な構成の映像)
対談をすごくたのしみにしていました。
二人とも、映像作成のスタンスは真逆というか、なんというか、本当にぜんぜん違うんだけど、
目指しているところ、TVへの思い、感じていることが非常に近くて、
「こんなに似ていることを考えているのに情報をアウトプットしたらこんなに違うんだ」
滅茶苦茶おもしろかったです。特に神保先生のトークは相変わらずさえている。すごい この人。

あとおもしろかったのは、社会人の方がたくさん参加されていらっしゃったこと。
最後に質問タイムがあったのですが、メディアを学んでいる生徒だと、なんとなく業界のマンネリ感だとか
業界用語だとかがわかってて、「ああ、それね?」って納得するべきところじゃないところに納得しちゃうフシがあるんですが
社会人の方で、しかもド平日のこのイベントに参加される方はさすがのモチベーションの高さでした。圧倒。
意見がスマートだとか、博学だとか、あってるとか、まちがってるとか、そういうのが大事じゃないんだよなぁ、
やっぱり知りたいっていう熱意なんだよなぁ、 と ヒシヒシ思いました。

講演会のあと、こっそり是枝監督のところにいって
「先生?南米から帰ってきました?」っていったら
「うわ??お前?????????元気してるのか??????」と覚えていてくださりました。嬉
「ところで、お母さん元気?」と、本題に入る前にところで、質問。笑
実は、一度私の両親を取材していて、それで気にかけてくれた様子。(さて、私の両親はどこにいるでしょう♪)
私も次の日の講義に呼んで頂き、参戦してきました。

久々に出た彼の講義で、
2年前に一緒に授業を受けていた女の子が、講師の助手になり、
私の後輩たちが授業を受けていて、
なんだか全然雰囲気も違って、ちょっと肩透かしな気分になった感じは否めないけれど、

「記憶が失われた時」という脳の障害を医療事故によって負ってしまい、
新しい記憶をインプットできなくなってしまう人のドキュメンタリーを見させていただきました。
実は2年前からずっと見たかったのを、やっと見ることができて。
自分 引く 記憶 って なんなんだろう 
私から 私を構築する 記憶をとったら どうなるんだろう
という、非常にシリアスで、でも、見ることができて本当によかった っていう 是枝監督の作品でした。

授業のあと、授業を一緒に受けていた生徒さん5人くらいにお茶に誘ってもらって、お茶を飲んだ。
私の学年の下あたりから、ゆとり教育が始まって、がらっと風土もかわって
一言で良いも悪いも言えないけど、
みんなすごく勉強してるし、すごく優秀なのに、思っていることを言わないおとなしい人が多いなあ、という感想が
いつもつきまとう。もっと間違ったらいいと思うし、もっと衝突してもいいと思う。これは私自身に言ってたりもするけど。
だからさあ、もっと、信頼していいと思うよ、自分の力も、隣の人の力も。って、こっそり思った。

どのくらいこの日記で伝わったかわかんないけど、私、やっぱり私の大学生活、好きだったな。
小学校から今まで、右肩上がりだな。うん。 サイコー ふふふ

<以下パネラー作品>

神保哲夫氏・・・VJというホームビデオの画質良い版を使って、ニュースを映像つきで発信する
TVのほか、インターネットという場をつかった「本当の情報」を発信する、ビデオニュース代表も。
ビデオジャーナリストの挑戦 神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド 漂流するメディア政治―情報利権と新世紀の世界秩序 (神保・宮台激トーク・オン・デマンド)  神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド2 アメリカン・ディストピア―21世紀の戦争とジャーナリズム (神保・宮台激トーク・オン・デマンド (2))

是枝裕和氏・・・映画監督 ドキュメンタリスト カンヌ映画祭男優賞「誰も知らない」他。画像はワンダフルライフ。 現在「歩いても歩いても」劇場公開中。
ワンダフルライフ  誰も知らない