天使の運命 上 天使の運命 下

こんにちは、今月は、映画・美術館・図書館 で時間が過ぎていきました。
更新せずすみません。もう、読むのに必死でした。
きょうはチリ出身の作家 Isabel Allende氏の「天使の運命」(スペイン語:La hija de la fortuna)について。

<あらすじ 出版社のもの引用>
世界23カ国で大ベストセラーとなった恋愛大河小説。一人の少女が失いかけた愛を求めて何もかも捨てて旅をする。各国で大絶賛!
ラテン系出身でNo1の人気作家が描く、世界中で400万人を寝不足にした恋愛小説。
どんな冒険よりも夢中になる、どんな映画よりも感動する極上のエンターテイメント性、世界の批評家が絶賛した芸術性の高さが特長です。
時は150年前。主人公は、出生に謎を持つ少女エリサ・ソマーズ。彼女は、一人の男を命よりも深く愛したために、家も友人もすべてを捨て、身ひとつで未知の世界に船出しなければならなくなる。命がけの密航を果たした先は、ゴールドラッシュ時代のカリフォルニア。欲と暴力が渦巻く世界で、まるでジェットコースターのように、次々と試練が彼女に襲いかかるが、恋人さがしの旅を続けるうちに、エリサは成長しみずからの運命を切り拓いていく。
人の「運命」とは与えられるものではない、自分の人生を力強く生きることによって勝ちえるものだと教えられる超スケールの感動傑作。

<感想>
チリ出身の作家で私が最も好きな2人はIsabel AllendeとPedro Lemebelです。
Isabel Allende氏は1970年に社会主義大統領Salvador Allendeの兄弟の娘・・・ま親戚です。
そのため、1973年からの独裁政治によってベネズエラに逃亡(迫害)
その後米国カリフォルニアに移り住み、現在に至る・・・・・と簡単すぎる経歴ですみません。
彼女の作品は、自らの人生をなぞったモチーフが非常に多い。
現にこの「天使の運命」ではチリで生まれたエリサがカリフォルニアにいっちゃったりする。
その為かすごく情っぽい表現がおおくて、おもろー な作品です。
彼女曰く「最初の6行でひきつけた興味を最後の6行まで持ってくる」 らしく、
ほんとそのフレーズの通り、最後の6行まで結末がわかんない おもろー!!!
しかも、インパクトのあるはじまりを700ページ弱にも及ぶロングノーベルなのに すごいです。

ちなみにこの作品は 「セピア色の肖像」という続編があり、
そのあと彼女のデビュー作「精霊たちの家」につながっていくという
まるでスターウォーズのごとし、なストーリー展開をしていきます。
更に言えば、「セピア色の肖像」は日本語訳がないそうで、
重い腰を上げてスペイン語で読むか・・・・な気分です。
そんくらいおもしろかったよー「天使の運命」 是非。日本語訳も素晴らしいです。