ラクダのコブのある自転車乗りになりたい
私の京都でのクラブ友達であり
カフェ友達であり
映画・本・音楽・自転車・・その他諸々において私にたくさんのことを教えてくれた
人生の先輩が、癌で亡くなったらしい。
(実は、彼の影響有りきで、このHPに本やら映画のレビューも書いていました。
私のなんて、ぜんぜん彼のにくらべたら面白くなくて、イライラしていたんだけど。)

未だに信じられないというか、
信じたくないというか
絶対墓なんて行けない。線香なんて立てられない
だって、ご飯食べに行くって約束したもん。
なんて、子供みたいなことを言いつづけて3日。

私はたぶん人よりも過去に対する執着心みたいなものが少なすぎて
普段あまりにも膨大な情報を忘れ去って生きているんだけど、
この3日間、異様なほど彼のこと考えてたら
私は私が考えていたよりも、彼と色んなことを共有していたんだなあ、
なんで生きてるときは忘れてたかなあ、 って
チリに行く為のパスポート更新も彼と行って、
更新前の写真と比べてどうだとか何とか言いながら
(確か彼は10年前の自分よりも悪そうになったと苦笑してたなー)
伊勢丹の10階でご飯食べた。2005年の12月。
2005年の11月30日に出会って、
であったときは年が彼の2分の1だった。(つまり、私が21で彼が42歳。)
2世代クラバーだねぇ、って言ったら、
私はおかしくて笑ったけど、彼はちょっと切なそうに
「結婚出来てたら、これくらいの子供がいるんだなぁ」ってはははって笑って。
クラブから自転車でよく一緒に帰った。
私は20インチのママチャリ。彼はロードレーサー。なんか滑稽だけど
早朝だったらなんかアリだった。
仕事に映画館にクラブを行き来する生活で
あんな生活してたら絶対結婚出来ないって心では思ってたけど
(そして結婚したら落ち着いてしまう彼を見るのもいやだったので応援もしてなかった。)
そんな生活スタイルが若造の私には非常にかっこよく、魅力的に見えて。

突然なくなってしまって、すごく悔しいし
一緒にご飯行く約束してて結局行けなかったことに
すごい罪悪感とか 感じるけど
「過ぎてしまったことはしょうがない」 不適切な表現ですが。
これから起こること、 今 に より真摯に向かうよう 努力したいと思います。
私は、彼の生き方とか、
彼が教えてくれたこととか、
そういうものを 吸収して 生きたいって 強く思います。

夏休みは、彼の大好きだった本・映画
(実はいっぱいお勧めしてくれてたのに読めてないものがいっぱい)
読もうと思います。

とりあえずきょうは、すばらしきサイクリストだった彼を思って
「ラクダのコブのある自転車乗りになりたい」読んでます。

あー
出会えてよかった。
出来れば来世は 高校のクラスメートとかになりたい感じ。
よろしくね。